くわRUNのーと

夫婦で国際プロジェクト

第45回 洞爺湖マラソン2019

まだ夫ではなく、彼だった頃に一緒に参加した洞爺湖ラソン

6年ぶりに参加。

たまたまだけど、私がガチで走った最後のフルマラソンがこの6年前の洞爺湖ラソン

 

5/19(日)

帰ってこれたんだな。そんな気持ちもあり、

競技という位置付けでのスタートラインに立てたことで、既にスタート直後に涙腺が緩んでいたことは、ここだけに記しておこう。

 

気温は17℃前後、風少々、陽射しは強めで気温の割には汗をかいていたかもしれない。

脱水予防の為、給水は毎回とった。

 

初フルの時も、初サブスリーの時も

本当にこのペースで良いのか?

と、ペースが上がらないよう抑える事に徹していたのを思い出して走っていたのだけど、その時と同じ感覚とはいかず、

これくらいだろう。これ以上のペースは危険だな。

くらいのペースを刻んでいた。

 

挙げ句の果てには、暇すぎて走るのをやめたいとまで思ってしまった。 

やはり、フルマラソンは長い。

 

そうこうしているうちに20キロ地点。

エナジージェルの時間だ。わーい笑

今回はマグオンを用意した。

20キロから洞爺湖最大の坂が始まるも、変わらず暇?と思えるペースで刻めたので、この後30キロ地点のエナジータイムも待ち遠しくなった。

 

2度目のエナジータイムを済ませると、いよいよここからがフルマラソン

ペースあげていけるかしら??

 

あんなに暇だったはずのペースなのに、上がらない。

もう暇という言葉は無くなっていた。

しかし落ちてもいない。

淡々と刻んだ。

 

最後の踏ん張りに、35キロ地点で3度目のエナジータイム。

ここだけは昔から変わらずお世話になっている、ここでジョミを投入。

 

あと7キロ。

最近ポイント練習で出番を増やしていた、8000+1000をイメージしながら前へ前へ。

当たり前だけど、確実に辛くなっている。

ゴールに近づけば近づくほど、1キロが長く感じた。

 

出来る事はやってきた。

苦しい練習もやった。

歳を重ね、昔のように長い距離を走っているだけでは、スピードが戻らない感覚を掴み、嫌いなインターバルも自分なりにやった。

みんなも応援してくれている。

旦那さんはもうゴールしているな。きっと笑顔で待ってるぜ。

 

いろんな思いが少しずつ飛んできた。

そしたら、自然とペースが上がった。

8000+1000の1000だと思ってラストを走る。

 

ゴールアーチがやっと見えた。

 

旦那さんの声が聞こえた。姿が見えた。

 

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3:05’58(ネット3:05’53)

走りきった。6年ぶりのガチフルマラソン

感謝の言葉以外なにもなかった。

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今回は完全にピークアウトしていた為、モチベーションの維持に苦労していた。

おそらく4月の中旬がピークだったと思う。

そう内臓疲労をおこす前まで。

 

そんな事もあり、思い描いていた記録ではないけれど、ピークアウトした身体とこのメンタルで、走り切れたことに満足している。

 

ちょっとだけ休んだら、来シーズンにに向けてまたコツコツ積み重ねて行こう。

 

 

旦那さんの洞爺湖ラソン挑戦記はこちらからどうぞ👇

https://itsupin.net/2019/05/20/2704/